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2008/08/29

Part10 【女性のがん、トップは乳がん!】

こんにちは。

先日、「余命1か月の花嫁」がTBSで放送されました。

テレビを見て涙してしまいました。

本も出ていると思いますが、最近はこういった番組を見ると、健康であることがどんなに大切か、有難いことであるかを痛感します。

 

内容を少しお話します。

24歳の長島千恵が乳がんの宣告を受け、24歳6ヶ月で生涯を閉じるその瞬間までの密着ドキュメントです。

千恵さんが左胸のしこりに気付いたのは23歳の誕生日を迎えて間もない2005年の秋。

 

すぐになくなると軽く考えていたのに、検査の結果は乳がん。

乳房を切除し、放射線治療を続けたにもかかわらず2007年3月、体調を崩した千恵さんは再び入院、がん再発を告げられる。

 

若い千恵さんのがん再発の勢いはすごくて、全身転移もすぐだった。

余命1か月と宣告された千恵さんに、友人たちがお付き合いしている彼とのウエディングを計画してあげるという内容です。

 

私の友人でも乳がんが原因で亡くなった人もいますし、しこりを見つけて摘出した人もいます。

つい先日、義理の妹からしこりがあると電話があったばかりです。

彼女はとても動揺していましたが、とにかく気にせず検査を受けることが先決と伝えたところでした。

 

 

■乳がんってどんな病気?

乳がんは、自分で触れたり、触診が主で、痛みのないしこりを見つけることがほとんどです。

また、乳房のまわりだけでなく、脇の下にしこりを見つける場合もあります。

 

その他、乳頭から出血や膿が出たり、乳頭の陥没や皮膚の一部がくぼんだりという症状があります。

乳がんは、年齢と共に増加する可能性が高く、女性のガンの中では胃がんを抜いて現在1位となってしまい、今後もっと増加されると言われています。

 

初期症状はほとんど何もなく、わかりにくいので放置されやすいがんでもあります。

しかし、早期発見早期治療で再発の危険は少なくなったと考えられています。

 

 

■何歳くらいが多い?原因は?

年齢的には、30代から40代が乳がんになるピークと言われていますが、20代の若い女性も増えてきています。

もちろん、男性でも乳がんになる可能性があります。

 

乳がんが増加傾向にあるのは、日本人のライフスタイルや食生活の欧米化と言われています。 

また、乳がんは女性ホルモンと密接に関係している病気で、ライフスタイルの変化が大きな影響を与えているとも考えられています。

食事では、とくに動物性たんぱく質の摂りすぎが大きく指摘されていて、肉類や乳製品、動物性脂肪を摂る機会が増えていることが、乳がんを招く大きな要因と考えられています。

 

これは乳がんだけでなく、アレルギーなどいろいろな病気で指摘されています。

乳がんの発生や増殖には、女性ホルモン(エストロゲン)が大きく関わっており、はじめてのお産が30歳以上や、出産されていない人、初潮の時期が早かった人、ホルモン治療を長く受けている人、閉経が遅い人などで注意が必要です。

 

また、エストロゲンは脂肪組織で合成されるので、体脂肪が多い肥満の人はとエストロゲン濃度が高くなると言われています。

 

 

■早期発見がなにより大切!

とにかく気になる場合は、すぐに受診することが大切です。

25歳以上になると、子宮がんや乳がんの女性検診は受けることが望ましいと思います。

 

お風呂に入った時は、腕をあげて自分で脇の下や乳房をチェックしてみることも必要です。

がんは、今では十分治る可能性が高い病気です。

そのためには何と言っても早期発見が大切です。

 

くよくよ悩みすぎないで、まずは検診。

そしてたとえ見つかったとしても、十分完治することは可能だということを意識し、前向きに治療に取り組むことが大切です。

 

なってしまってから後悔しないように、食生活やライフスタイルを見直してみましょう。そして、自分でのチェックもわすれずに!(^_^)