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2014/05/27

NO.20 【空腹が病気を治す、免疫力をあげる!】

腹が減っては戦はできぬ!という言葉があります。

お腹が減ると、パワーが出ないと私たちは信じています。

朝食を食べないと頭が働かないとか、病気の時は体力をつけないといけないから、しっかり食べなさいと言われてきたように思います。

 

「不食の時代」という映画になった森美智代さんは、1日1杯の青汁で17年も健康に生きてられます。

しかもやせ細っているのではなく中肉中背で、見た目も健康体。

 

21歳の時に脊髄小脳変性症という難病を患い、甲田光雄先生の西式健康法を取り入れて、病気を治すことに取り組まれました。

それが断食です。

病気も治り、体重は減るどころか、青汁1杯にもかかわらずに体重は増えて、適正体重を維持されているようです。

 

これは一体何を意味するのでしょうか?

 

野生動物が病気になったり怪我をした場合、何も食べずに体を横たえて、静かに回復を待ちます。

動物たちは、本能で病気を治すにはそうすることが一番良いことであると知っています。

しかし人間の場合は、「しっかり栄養を摂らないと治らない、体力が回復しないよ。」と、お医者様からも言われます。

 

テレビでは、朝食を抜くな、3食食べないと頭が働かないと言われるため、私たちはそれを信じて食べています。

昔の人は握り飯ひとつで、長距離を歩いて移動していました。

現代人は、歩かないのに握り飯ひとつどころか毎食お腹いっぱいに食べています。

確かに、食べ過ぎているように思いますね。

 

昔なかった病気が増えていることも、それらが関係しているのではないでしょうか?

味や見た目を美味しくするために、色々な添加物が使われています。

食品を購入する時に裏ラベルをチェックすると、買う気がなくなるくらいたくさんの添加物が入っています。

 

私たちの体は、消化と解毒をするためにフル活動状態なのです。

私たち自身も、仕事が多すぎればミスを起こす確率が多くなります。

余裕がなくなるので、ひとつひとつの仕事がおろそかになりがちです。

 

臓器もそういった状態になっているのです。

いらないものをきちんと解毒するのに、時間もパワーも不足している状態です。

肝臓は毒素を分解し、腎臓はろ過します。

 

毎食しっかり食べていると、消化、吸収、代謝しきれないものが過剰になって、体毒になってしまいます。

そのために血液に不要な物質が入り込んだり、ドロドロ血の原因になるのです。

臓器の働きに余裕を持たせ、本来の働きをしっかりするためには、断食も効果的だと感じます。

 

長期の断食でなくても、週末の1日断食や、朝食を抜くプチ断食など、臓器を休めてあげるためには一番の方法なのかもしれません。

断食はらゆる病気に効果がある、老化防止にも非常に効果があるという説もあります。

食べない方が、自然治癒力がUPするとも言われます。

 

環境ホルモンや添加物など、体に不必要なものは特に脂肪組織に溜まりやすく、一旦たまると容易に排泄されないそうです。

排泄を促すためにも、断食による脂肪燃焼は大切なことなのかもしれません。

 

断食と言っても、長期で行うことは危険も伴います。まずは腹8分目、7分目で、週末の朝食を抜くなど、プチ断食から始めてみるのも良いと思います。

それをすることで、自分の体が心地よく感じる食事量がわかると思います。

 

自分の体は自分が一番よく知っているはずです。

もっと自分の体に耳を傾けることが必要ですね。

 

空腹時は体をきれいに掃除してくれていると思えば、グーグーとお腹がなっても耐えられるのではないでしょうか?