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サプリメント関連ニュース
2014/10/30

NO.25 【サプリメントを有効に利用できていますか?】

一時期、雑誌やテレビで紹介されれば、あっという間にドラッグストアの陳列棚からサプリメントが消えてしまうということがよくありました。

一気に品薄になり、メーカーが量産体制を組んで、やっと陳列棚にたくさん並ぶようになれば誰も見向きもしなくなる・・・一時的なブームですね。

 

食材でもテレビで有名タレントが良いと言えばすぐに買いに走り、同じようにスーパーの棚からなくなります。

日本人は熱しやすく冷めやすいと言われています。

良いと聞けばすぐに飛びつくけれど、すぐに止めてしまうということだと思います。

何度となく、そんな風にサプリメントを購入された方も多いのではないでしょうか?

 

現在は、一時のサプリメントブームは少し落ち着いているように感じます。

ですが相変わらず、テレビやネットでこれが良いと言われれば飛びつく人もおられます。

良いと言われてちょっと飲んではみたけど、良さが分からないという人がどうも多いように思います。

 

サプリメントはお薬とは違います。

飲んですぐ違いがわかることはありません。

体質を変える気持ちで、長く飲まなければ体感できません。

 

お薬は、どんな人であっても強制的に症状を抑えてくれます。

対症療法であるため、症状は抑えることができても根本の改善にはなりません。

また、強制的に抑えるために副作用が伴います。

 

サプリメントは不足している栄養素を補給することで、根本的な症状を改善しようとしています。

ですがサプリメントだけで改善を期待することは、お薬と同じような利用法になってしまいます。

 

私たちのカラダは、これだけを飲めば改善すると言う単純なものではありません。

「汝とは、汝の食べたものである」と言われるように、口から摂取するもので私たちは成り立っています。

 

サプリメントを一生懸命摂取しても、食生活が全く変わらなければ、効果は半減してしまいます。

せっかく摂取した栄養素は、血流が悪ければ必要な臓器に届きません。

血流を悪くする要因は、運動不足、喫煙、暴飲暴食、添加物など、生活習慣にあります。

 

また、私たちのカラダは、気持ちと密接につながっています。

ストレスが多ければ体調を崩すと言われますが、気持ちがネガティブになれば、血流を低下させますし、細胞に異常をきたします。

せっかくカラダのためにサプリメントを飲んでいても、ネガティブな思いが強ければ、その働きが半減してしまいます。

 

本当にカラダを変えたいという気持ちがあれば、一時的な摂取で止めようとは思わないでしょうし、食事や生活習慣にも自然と気をつけるようになるはずです。

それがプラスされるから、サプリメントの力も倍増します。

自分のカラダは、自分が本気で変えようと思わない限り変わりません。

誰かが良いと言ったから、誰かに変化があったから・・・誰かと自分のカラダは全く違います。

 

自分にとって良いかどうかを見極めるのは自分しかいません。

人任せでは自分の理想のカラダは得られないのです。

 

サプリメントはあくまでも補助ですので、「カラダを変えるために自分ができることをする+サプリメント」であるべきです。

「自分は今までどおり+サプリメント」では、有効に利用することはできません。

 

私がカウンセリングをしてサプリメントをお薦めする時は、いつも気をつけていただくことを一緒に決めます。

簡単なことからでも良いので、「今までと変える!」ことが大事なのです。

 

他人の意見に左右されずに、自分が変わろうと努力をすることで、必ず自分が思うようなカラダを手に入れることができます。

自分が変わることで、サプリメントの力をうまく引き出し、カラダを変えることができるのです。

 

どのサプリメントが良いかは、自分で調べるのも良いですし、専門家に確認するのも良いと思います。

情報はたくさん集めるべきですが、どれが良いかを最終的に決めるのは自分です。

自分が良いと感じて決めたものはカラダも変わってくれるはずですし、変わると信じて摂取できるかにもかかってきます。

人任せではなく自分を信じて決めることが大切です。

 

「飲むサプリメントが自分を変えてくれるかどうか」ではなく、「飲むサプリメントで自分がどう変わろうとするか」が、サプリメントの力を最大限に発揮するのに必要なことです。