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2015/02/27

NO.29 【周りに振り回されずに自分が決める時代です】

情報があふれる世の中で、私たちは情報に振り回されることが多いように思います。

テレビをつけっぱなしにしていると、色々な情報が目と耳に入ってきます。

 

情報に左右されないと言うある方は、テレビを観ないと言われていました。

テレビっ子の私には全く観ないのはちょっと無理な気もしますが、つけっぱなしは良くないな~と最近は感じています。

 

あるお客様から、2~3ヶ月に1度は必ずお電話がかかってきます。

ほとんどは、体調に関することで、こんな状態だけど病気ではないか?との心配です。

そのお客様は、不安になると必ずネットで自分の症状を検索されます。

 

ネガティブになっている時は、不調の状態が自分と少しでもあてはまれば、その病名が自分の病気だと言う思いが強まります。

強まった思いでまた検索をするために、その病名ばかりに目が留まるようになります。

やがてそれが自分の病気であると完全に信じて電話がかかってきます。

お話をして落ち着かれ、もしそれでも治らないようならもう一度お電話を下さいと言って電話を切りますが、そのあとは治りましたというメールが来て終わりです。

 

不安な気持ちはわかりますし、調べることは良いと思いますが、その前に自分の身体にもっと耳を傾けることが大事です。

自分で不調の暗示をかけてしまうと、病気でないのに病気になってしまう可能性もあります。

 

自分が判断するというのは勇気がいります。

誰かに決めてもらった方が楽ですし、間違っていても逃げ道ができると言う気持ちになります。

 

私たちが観ているテレビや新聞、雑誌、ネットなどの情報は、万人に合うものではありません。

ある化粧品で友人がきれいになったとしても、自分が使って同じような効果がでるわけではありません。

それでも人の意見を重視してしまいます。

 

それは自分で判断するのが怖いからです。

だから、販売実績何個だとか、モデルの誰々が使っているという広告に左右されてしまいます。

 

以前にオセロの中島さんが占い師に依存していたことがありましたが、占いに頼り始めるときりがなくなり、最終的には着るものから食べるものまで、占い師の指示をあおいでいたそうです。

そこまでいかなくても、依存してしまう人が多いのが現代かもしれません。

 

確かにこれだけ情報が多くなると自分で判断するのが怖くなってしまいます。

それは、子供の頃から人との比較で生きてきているからでもあります。

人と比べて大きく異ならないこと、できるだけ同じように過ごすことを自然と強いられてきたせいかもしれませんね。

 

誰かが上手くいっていると、同じことをすれば上手くいくのではないかという思いが強く叩き込まれています。

 

癌などの大病になると、治療の判断を依存する人が多いように思います。

命がかかっている時こそ、本来ならば自分の判断を重視しないといけないはずです。

 

セカンドオピニオン、サードオピニオンも良いと思いますが、それはあくまでも参考にしか過ぎません。

ドクターであっても患者さんの身体のことは本当にはわかりません。

 

何が自分にとって一番良いのかは自分にしかわかりません。

どれが良いか、どうすれば良いかを誰かに頼ることは、自分の身体に責任を持っていないことになります。

 

信じてもらえない身体は病気を治そうとはしてくれません。

自分が選択し、信じて治療しなければ病気は改善には向かいません。

 

情報はあくまで情報でしかありません。

一般的に告知されているものですので、それが自分に当てはまるのか、信じられるのかは自分が判断しなければならないのです。

何でも鵜呑みにしてしまってはいけないということです。

 

100人中99人がそう言うから信じるという人は多いと思います。

ですが100人中の1人になる可能性もあるのです。

 

常識は覆された時点で、新しい常識になってしまいます。

今信じられていることが、この先ずっと信じられるものかどうかはわかりません。

 

常識を信じるより自分を信じることが必要です。

自分がどう感じて、どうしたいと考えるのか・・・。

 

情報が豊富でなかった昔の人は、もっと自分の直感を信じていたように思います。

嫌な感じとか、自分には合っていないと感じるとか、とにかく自分の感覚をもっと重視していたのではないでしょうか?直感は、使わなければどんどん退化していきます。

 

自分の判断は正しいと信じて、自分が選択する癖をつけると直観力はもっと鍛えられます。

昔は人間も動物のように、地震が起きる前の変化を感じていたのかもしれません。

違和感を身体で感じることができていたような気がします。

 

情報過多は私たちの感覚を麻痺させ、自分で感じる力をどんどん奪っていっているように思えてなりません。

人生の決定権は、その人生を歩んでいる自分にあるのです。

 

誰かに頼る、何かに頼るのではなく、自分がどうしたいのか、自分にとって一番良いことをもっと感じて決めることが必要な時代になってきているのだと思います。