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サプリメントアドバイザー最前線
2016/12/28

NO.51 他人と比べたがる私たち

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私たちは常に他人と比べたがります。と言うか、自然と身についているので、知らず知らずのうちに自分を誰かを比較してしまっています。

 

それは、子供の頃からの教育の影響なのでしょうね。通信簿で5を取ればうれしく、褒められもすると思います。3の人はその人を羨ましいと感じます。でも1の人からすれば、3の人だって十分羨ましいのです。じゃあ、1の人は5の人より劣るのでしょうか?

全くそんなことはありません。たまたまその学科ができなかっただけです。教育は、学科に分かれているために、その分野だけが評価されます。だから5の人は偉くて、1はダメだと言うレッテルを貼られてしまうのだと思います。比較して自分を判断すると言う性質、それを長年に渡って叩き込まれている私たちは、それが無意識のうちに染みついているのかもしれません。

 

ある友人が、とても裕福で何でも持っていて、食事に行く時もいつも高級品に身をかため、周りからは羨望の眼差しで見られていました。それなのに、彼女はいつも周りと比べ、誰かのちょっとした言葉に傷つき、自己否定してばかりいました。そのせいかどうかはわかりませんが、彼女は重い病気にかかってしまいました。何でも持っている人は、もっと、もっとと望むのかもしれないですね。今あるものに目を向けることができなければ、手に入れてもすぐに次がほしくなってしまいます。

 

自分の基準は自分で良いのです。自分がなりたい自分に少しでも近づけているか、自分が心地よく生きているか。それが一番大事なことです。他人と比べて自分を傷つけるほど無意味なことはないと思います。他人と比べずに自分の中で常に向上していこうと考える人は、とてもキラキラ光っています。本当に素敵な人は、誰とも比べないで与えられた自分に満足できる人だと思います。健康な人ほど自分を失わず、何処かにその人なりの自信を持っています。これは共通した傾向だと思います。まず自分のことを自分が認めてあげることができなければ、健康で幸せな未来に向かって進んで行くことができます。

 

自分はこの世に一人しかいません。自分を認めてあげるのは自分しかいないのです。他人と比べていても何にもなりません。自分がどうかだけです。

血圧の基準値と同じで、それを自分に当てはめるのは間違いです。自分の基準は自分で良いのです。血圧は個々にその時点で必要な値を示します。何でその値なのかを知ることが大切で基準値よりも高い低いと一喜一憂する気持ちの方が問題です。

まず現在の自分を知る素直な気持ちと冷静な判断こそが、誰よりも健康でいられる基本だと思います。

周りのからの影響での葛藤の中、それに惑わされずに自分を自分が認めて生きることが、この世の中に誕生して一番勉強しないといけないことかもしれませんね。


山田有希子(薬剤師・サプリメントアドバイザー・ナキュア代表)
   薬科大学卒業後、薬剤師や美容アドバイザーなどを経て2001年
   サプリメントショップを開業。個人顧客からメーカー企業まで幅広く
   事業を展開。日本ニュートリション協会会員。