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2010/02/15

Part16 【呼吸で代謝が変わる、お肌が変わる、健康になる!】

酸素が体に必要なわけ

現代人の体は、栄養素だけでなく酸素不足でもあります。

皆さんは、思いっきり深呼吸をすることはありますか?(^O^)/ 

 

私たちは呼吸することで酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出しています。 

酸素は血液の中でヘモグロビンと結合して各組織へ運ばれ、細胞に取り込まれた酸素がエネルギーを作り出すことで、生命活動を維持しています。

 

人間は食物なしで数週間生きることができます。

水なしでも数日間生きることができますが、酸素なしでは数分生きられるかどうか・・・。

 

それほど人間にとって酸素は大切なものということになります。

 

呼吸は生体内の環境を適切な状態に維持するために必要不可欠です。

たとえば、運動中などにエネルギーが必要となると、体が酸素をたくさん取り込もうとして呼吸が早くなります。

 

また、ストレスなどで血液が酸性に傾きやすくなった場合も、呼吸が促進されます。

疲れたときについ出てしまう、「はぁ~」という大きなため息は、二酸化炭素を排泄して酸素を取り込もうとする、体の大切な働きでもあるのです(^_^)。

 

特に脳には酸素がたくさん必要です。

脳細胞は休むことなく活動しており、それが安定して行われるために、エネルギー供給が必要だからです。

ぼ~っとしてきた、脳の働きが悪いなあ……と感じたら、それは脳が酸素を欲しがっているのかもしれません。

 

あくびも酸素を取り入れるためにしていると言われています。

脳内への酸素がきちんと届かなければ、生命活動自体に致命的なダメージを与えてしまいますから、体の中で脳への酸素供給が一番に行われるのです。

 

脳内の細胞は、一度死んでしまうと元には戻りません。

酸素供給が絶たれる と細胞は、大脳で8分、小脳で13分しか生きられないと言われています。

 

 

手軽に酸素を体に取り込もう

年齢を重ねると、酸素の運搬能力が低下します。

肺は老化とともに少しずつ萎縮し、呼吸機能自体が衰えてきます。

 

心臓から押し出す力が弱くなり、血管ももろくなりますので、血液を全身に運ぶ力が低下します。

つまり、全身への酸素の運搬が減ってしまうということになります。

 

呼吸で酸素を多く取り込むにはやはり、「腹式呼吸」が一番です。

自律神経のバランスを整えるためにも、ゆっくりと深い呼吸が効果的です。

 

人間の呼吸は本来、鼻呼吸で行われています。

これは異物が体内に入りにくく、酸素の吸収も良いと考えられているためです。

 

これに対し、口呼吸はのどを乾燥させたり、異物を体内に取り込みやすくし、酸素の吸収も悪くなるので、アレルギーや病気の原因となる可能性が高く、集中力も低下しやすくなります。

 

呼吸は、私たちが生きていくためだけでなく、体を若く健康に保つために欠かせないものです。

ストレスが多くなると、呼吸が浅くなり、体に取り込む酸素の量が減ってしまいます。

 

普段は無意識にしている呼吸も、意識をして行うことで、細胞への酸素の取り込みが活発になり、代謝アップや免疫力強化、老化防止などあらゆる効果が期待できます。

 

効果的な呼吸法って?

●息を鼻から吸って、口から吐きます。

●1回の呼吸時間をできるだけ長く保つようにしましょう。

ゆっくり吸い切って、ゆっくり吐き切ります。

1日数回は行いましょう。

 

このときできれば、足の裏からお水を吸い上げるつもりで吸っていき、頭のてっぺんまで吸い上げます。

吐く場合は、逆に頭のてっぺんから足の裏まで老廃物を流すように吐き切っていきます。

 

なかなか運動する時間がないという方は、代謝を上げるためにも、美肌のためにも、お金もかからず、いつでもどこでもできる深い腹式呼吸は、やってみる価値は大いにあると思いますよ~(^_^)v。