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サプリメントアドバイザー最前線
2007/06/25

連載 「薬を売らない薬剤師のサプリメントアドバイス日記」

生命維持活動に必要な栄養素、摂れていますか? part1

こんにちは。

もうそろそろ梅雨に入りますね。

梅雨と言えば思い出すのが、昔勤務していたドラッグ。

 

店舗は7坪くらいのお店で、店内は所狭しと商品が置かれ、スタッフはレジ担当以外全員外(^_^;)。

雨が降ると中に入ってくるので、満員状態なのです。

 

外の商品を店内に片付けるにはこつがいって、パズルのように片付けていき、最後の一塊を店内に入れて、自分が出られるという驚くような閉店作業。

さすが大阪って感じです(^o^)。

 

私たちが今一番必要なサプリメントについてお話したいと思います。

私たちの体は、毎日食べた食物の栄養素が消化吸収され、各臓器に運ばれ、細胞すなわち体を形成しています。

 

栄養素がなければ体は作られません。

その栄養素は、私たちの体を作り、動かすエネルギーを産生し、外敵から守る体制を作っています。

私たちの体に大切な栄養素は40種類以上もあり、これを大別してたんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素に分けています。

 

タンパク質は筋肉や臓器などの身体を構成する最も大切な栄養素で、免疫物質やホルモン、酵素などの原料にもなっています。

タンパク質は20種のアミノ酸が多数結合しています。

 

タンパク質が不足すると、人体を構成しているタンパク質が分解されて、不足している分を補おうとするので、身体づくりの基本ができずに、成長が止まったり、免疫力や体力も落ちやすくなります。

過剰摂取も良くはなく、体に蓄えることができないので、余分な分は排泄しようとし、腎臓に負担をかけてしまう可能性もあります。

 

脂質は、エネルギー源や細胞膜の生成にかかわります。

不足してしまうと、細胞膜の生成がうまく行われず、弱い細胞になってしまうので免疫力低下につながります。

 

必要に応じてエネルギー源として利用されます。

摂りすぎると、エネルギーに変換できない余分なものは、脂肪として、皮下脂肪や内臓脂肪、血管内に蓄えられてしまいます。

 

糖質は主にエネルギー源として利用されます。

同じようにエネルギー源になる脂質より、即効性があります。

 

ただ、過剰な糖質は、分解されたブドウ糖が脂肪に合成され、体脂肪として蓄えられてしまいます。

糖質が不足してしまうと、タンパク質や体脂肪が分解されてエネルギー源として利用されます。

タンパク質が使われるということは、筋肉を減少させてしまうことになります。

 

ビタミンやミネラルは生命維持活動に不可欠な微量栄養素で、お互いに密接な関係にあります。

人間の体は各栄養素が影響し合い、体に必要な生理的反応を起こしています。

その反応には酵素が関わっていますが、酵素の成分や補助するためにビタミンやミネラルはなくてはならないものなのです。

 

特に海外では、良い健康状態を維持し、病気のリスクを減らすと言う点で、ビタミンとミネラルがいかに重要であるかを立証する科学的な研究報告がたくさんあります。

 

バランスの良い食事をし、そして健全なライフスタイルを続けることが最も大切ですが、不足しがちな栄養素を確保するためのサプリメントの摂取は、健康を維持したり、病気予防においてとても大切です。

 

特にビタミンとミネラルは必須の栄養素であり、大部分が我々の体内で合成することができません。

それらは、健康と身体機能の維持に欠くことができないので、必要十分な量を摂取する必要があります。

 

通常の食事で、タンパク質、脂質、糖質は不足することは少ないですが、現代の食生活では、微量にもかかわらずこのビタミンミネラルの摂取が不足しがちです。

 

人には遺伝的な生化学的個人差があるので、栄養素の中のには、必要量がこの摂取基準値より遙かに多いだろうと考えられています。

また、通常の食生活やライフスタイルでも吸収や排泄の影響を受けるので、不足してしまう可能性は高くなります。

 

日本では厚生省が所要量として、アメリカではRDA(1日あたりの摂取勧告量)として1日に摂取すべき推薦量を決めています。

この所要量やRDAの値が、欠乏症を防ぐ最低限必要量であるので、積極的に健康を維持増進するためには、より多くの摂取量が必要であろうとの考えで、最適1日摂取量(ODA)も提唱されています。

 

所要量は、栄養欠乏症を防ぐ量であり、安全に摂取できる量です。

しかし、慢性の病気を持っている人、喫煙者、お酒を良く飲む人、薬を服用している人などは、所要量より多くの栄養素が必要と思われます。

 

続きは次回に・・・・