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2014/01/31

新連載 NO15.【ロコモティブシンドロームの恐怖】

長生きは良いことだと思いますが、同じ長生きするなら寝たきりではなく、好きなところに自分で行けるように元気でいたいと思いませんか?

寝たきりになれば、自分自身も嫌な思いをしないといけませんし、周りの人にとっても負担が大きくなります。

元気で長生きできるためには、どうすればいいのでしょうか?

 

足腰が弱れば、ボケるとよく言われます。

「足は第二の心臓」と言われ、足を動かすことで、下半身の血流がUPし、全身そして脳の血流を促すことにつながります。

 

きんさんぎんさんの長女さんが現在97歳で、お嫁さんが色々な世話を焼いてくれ、自分で動くことが少なくなったら、いっぺんにボケてきのだそうです。

それで、一人住まいの93歳の次女さんが、長女さんを引きとり、どんどん仕事をしてもらったら、ボケが改善したと言われていました。

じっとしていることは、脳にとっても良くないということになります。

 

ロコモティブシンドロームとは、運動器症候群と訳されます。

運動機能の障害によって、寝たきりや要介護になる確率が高くなる状態のことで、メタボリックシンドロームと同じように現代人の国民病の一つと考えられています。

 

痛くも痒くもないこの症候群は、気をつけるどころか、倒れてはじめて後悔するという人も多くはないのです。

運動不足、車をよく使う、食生活のバランスが悪い、ストレスが多いなどで、骨や関節は、年齢以上に弱っている人も多いのです。

 

筋力が低下してくると、動くことがおっくうになり閉じこもりがちになります。

それがまた筋肉低下につながるという悪循環に陥ります。

 

寝たきりの大きな原因の一つは、骨折や運動機能低下によって歩けなくなることです。

関節の痛みや筋力低下によりバランスを崩しやすくなり、体力も落ち、移動能力が低下していきます。

 

そしてやがて最低限の日常生活動作もままならなくなり、寝たきりになってしまいます。

寝たきりは、痴呆症になる確率が非常に高くなり、介護を必要とする状態に陥ります。

 

変形性関節症と、骨粗鬆症に限っても、推計患者数は4700万人と言われています。

加齢による病気と考えられていますが、40代くらいからその傾向はじわじわと表われてきます。

 

片足立ちで靴下がはけますか?目を開けて、片足立ちがどれくらいできますか?30秒しかできないようなら、あなたのカラダ年齢は70歳以上になっています。

毎日、片足立ちを数回練習することで、筋力がUPし、骨密度も高くなるそうです。

 

私は現在、高校時代の友人と週末にテニスをしていますが、高校時代のテニス部の顧問の先生も参加されています。

先生は、もうすぐ80歳になろうという年齢ですが、私たちよりはるかにテニスも上手くて全然追いつかない感じです。

 

ずっと運動をしてられるせいか、足腰も強くて、私たちの方が先にボケるのではないかと思うくらいです。

私たちの目標は、先生の年齢までテニスを楽しんで行うことですが、どんどん目標が伸びていっています。

 

あなたは大丈夫?ロコモティブシンドロームチェック!!

1. 2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難

2. 家のやや重い仕事が困難

3. 家の中でつまずいたり滑ったりする

4. 片脚立ちで靴下がはけなくなった

5. 階段を上るのに手すりが必要

6. 横断歩道を青信号で渡りきれない

7. 15分くらい続けて歩くことができない

 

このうち、ひとつでも当てはまったら、すでに「ロコモティブシンドローム」です。

 

わざわざスポーツをしなくても、よく歩いたり、よく階段を使うなど、日常的にからだを動かすことが苦にならない人は、ロコモティブシンドロームになりにくいと言われています。

 

肥満は関節に負担がかかりやすく、特に女性は閉経で骨量も低下しやすいので、注意が必要です。

また、ダイエットのし過ぎで、筋肉量や骨量が低下しやすくなっている人や、痩せすぎている人も気をつけなければいけません。

 

ちょっと筋力が低下してきたかな?と思ったら、よく歩くようにする、階段を使うなど、動くことを意識することで、寝たきりを予防し楽しい老後生活を過ごせるようになります。

楽しく過ごせるかどうかは、自分のちょっとした努力次第ですね。